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2007年2月25日

Windows Vista 用パソコン選び

Windows Vista が発売されて、そろそろお客様の所に導入が始まりそうです。
Windows XP は何とか手元のハードウェアで対処出来ましたが、ハードウェアスペックが ペンティアム III 600MHz 、メモリーは 384MB、ハードディスクは 40GB で殆ど残りなしの状態です。
Windows XP を削除で、Vista にアップグレードするには余りにも頼りないハードウェアです。
また Windows XP を削除する事も出来ません。ですので Vista 用にハードウェアを新調する事にしました。

では、Vista 用のハードウェアとはどの程度のスペックが必要になるのでしょうか、メーカ−から Vista がプレインストールされている機種を選択すれば間違いは無いと思うのですが、量販店で販売されている NEC や富士通のパソコンは、パソコンと言うよりテレビだと思います。

せっかく Windows 用にハードウェアを新調するので有れば、汎用性があり後々手を入れる事が出来るのが望ましいと思います。そうなると、量販店で販売しているパソコンでは厳しい物が有ると思います。
自作と言う選択もあるのですが、自作はパーツ選びが面倒だし、パーツ選びで欲が出てしまうと結果高価なパソコンになってしまう可能性があります。
パーツの選択・購入、組み立てが面倒で正直な所、自作はお金と時間の余裕が有ればというスタンスになります。

ともかく、Vista が快適に動き、後々拡張性があるハードウェアと言う事で、ハードウェアスペックを調べておきたいと思います。マイクロソフトのサイトにて

Windows Vista Capable PC および Premium Ready PC

というページがあり、Windows Vista を動作させるのに必要はハードウェアスペックが公開されています。

Capable PC とは、取りあえず Vista が動くハードウェアと言う事だと思います。

  • 最新のプロセッサ (800 MHz 以上¹)
  • 512 MB のシステム メモリ。
  • DirectX 9 対応のグラフィック プロセッサ。

上記スペックを見る限り、Windows XP が動いているハードウェアで有れば、メモリーだけ注意すれば動作出来ると思います。
ただ、Vista と言えば、Windows Aero です。Windows Aero を動かすには、Premium Ready PC となり、要求されるハードウェアスペックは以下の通りです。

  • 1 GHz 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) のプロセッサ¹
  • 1 GB のシステム メモリ。
  • WDDM ドライバ対応の DirectX 9 グラフィックのサポート、128 MB のグラフィック メモリ(最小)²、ピクセル シェーダ 2.0、1 ピクセルあたり 32 ビットの表示色。
  • 40 GB のハード ディスク容量と 15 GB の空き容量。
  • DVD-ROM ドライブ³
  • オーディオ出力機能。
  • インターネット アクセス機能。Windows Vista Capable に関する注意事項 をすべてお読みください。

との事で、Premium Ready PC のハードウェアスペックも思った程高くないと思います。Windows XP のハードウェアでもメモリーさえ増設すれば大丈夫かと思います。

ただここで注意したいのは、 Windows Vista Capable に関する注意事項 にて、2番目の項目にある

2.グラフィック アクセラレータで共有メモリを使用する場合は、1 GB のシステム メモリの他に、追加のグラフィック メモリは必要ありません。 グラフィック アクセラレータで専用メモリを使用する場合は、128 MB のグラフィック メモリが必要です。

との事ですが、Windows Aero を利用するには「グラフィック アクセラレータで専用メモリを使用する場合」なり、パソコンに専用のグラフィックカード(ビデオカード)が搭載されていない場合、マザーボード上のビデオチップを利用します。その際に利用されるメモリー(ビデオメモリー)はメインメモリーが利用されます。
その場合、パソコンにメモリーを 1GB 搭載しても、128MB はグラフィック(ビデオ)用に確保されますので、実際利用出来るメインメモリーは、872MB になります。
パソコン本体に、1GB のメモリーを搭載していても、専用のグラフィックカード(ビデオカード)が搭載されていない場合、実際システムが利用出来るメモリーは、872MB になり、Premium Ready PC になりません。

実は、安価なパソコンでは専用のグラフィックカード(ビデオカード)を搭載していない場合が多く、今 Windows XP が動いているパソコンでメモリーだけ増やしても、Windows Aero が動かない可能性が有ります。また動いても緩慢な動作になる可能性が高いと思います。

参考記事
このPCではWindows Vistaが動かない?
参考ページは、β版での評価ですので、正式版では改善されている可能性があると思います。

上記の記事によると、Windos Vista の敷居は高くないかも知れませんが、Windows Aero を利用するには敷居が高く、2、3年前のパソコンの場合、専用のグラフィックカード(ビデオカード)を搭載していない場合、Windows Aero が動作しない可能性があります。また、単に専用のグラフィックカード(ビデオカード)を増設すれば良いと言う問題ではなさそうです。

参考記事
>第2回 Windows Aeroの謎に迫る (1/2)
第3回 内蔵グラフィックスでWindows Aeroは動くのか!? (1/2)
参考ページは、β版での評価ですので、正式版では改善されている可能性があると思います。

等々の記事を確認すると、Vista 用のハードウェアを選択するには、現時点では専用のグラフィックカード(ビデオカード)を用意した方が無難なのが判ります。CPU は今時の物を選択、メモリーは1GB 有れば大丈夫でしようか、ブログとか読んでると、メモリーは 2GB 有った方が良いと記事も拝見しますが、メモリーは必要が有れば増設すれば良いと思います。

また最近 Vista が発売されて、Vista 搭載の安価なパソコンも発売されています。安価なパソコンの場合、Windows Vista Home Basic がプレインストールされている可能性を有り、Windows Vista Home Basic では、Windows Aero は利用出来ません。
Windows Vista Home Basic では Windows Aero が利用出来ないため、専用のグラフィックカード(ビデオカード)が不要になり、価格が安価になっている、Windows XP 用のハードウェアで十分な為、ハードウェアの価格が安価になり、Windows Vista Home Basic も安価ですので、全体として安価な価格設定のパソコンになります。Windows Aero はいらないという割り切りが出来るので有れば良い選択だと思います。

参考記事
Windows VistaはHome Basicを買ってはいけない!?

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